歯科専日記

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help リーダーに追加 RSS バベル(2) かなえられなかった日本語字幕

<<   作成日時 : 2007/05/10 20:49   >>

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 以前、英会話を勉強しようとしていた時があった。外国映画を見るときも、はじめは真剣に英語を聞き取ろうとするのだが、すぐに映画に引き込まれ、気がつくと日本語字幕をでストーリーを追っている。バベルでは、菊地凛子がろうの女子高生に扮し、友達役(ほんとのろうの人と思われる)との会話ふくめ手話がふんだんに出てくる。私は、少し手話を習っているのだが、結局、役者の手の動きを見ないで画面下の日本語字幕で筋を追っていた。

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 つまり、それほど映画の字幕は重要だ。ところで、バベルの日本での上映に先立って、日本版全編に日本語字幕をつけるように映画会社に要望する運動(署名など)があった。バベルは、英語、アラビア語、日本語、手話などが錯綜するが、役所広司ら日本の俳優が出てきて、声を出して通常の日本語会話をする部分だけには、字幕がつかない。日本人の健聴者にとっては当たり前なことなのだが、実は、この部分は映画全体の20%もない。聴覚に障害を持つ人で、この映画を見たいと思った人はかなり多いはずだ。だから、日本語音声会話の20%部分にも日本語字幕をつけて欲しいと願ったのだが、結局、受入れられなかった。自分は、映画会社側の言い分はわからないが、もし仮に、日本語字幕があると健聴者の観客がわずらわしく感じるだろう、というのが理由だとすれば、不遜だ。また、そういう、健聴者の言い分があるとすれば、これまた不遜だ。ほんの少し、譲りあえば、もっと豊かでやさしい社会になることができるのに...。

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